難追い布

やな

2009年02月10日 12:00


友達から。
 今年も国府宮はだか祭りの時期がやって参りました。下帯一丁の兄さま方が、神男に触って厄を落とすべく、押せ押せする天下の奇祭です。

***以下、日常会話の通りに「はだか祭り」を「はだか」と記載します。***

 我が地方では冬の寒さもはだかまで、はだかが過ぎると温かくなると言われてます。毎年はだかの日は何故かみぞれになったり強風吹き荒れたりするのですが、今年のはだかは少し穏やかだったようです。はだかの皆さんもちょっと楽だったのでしょうか。
 そのお祭りで使う、難を避けると言う「難追(なお)い布」は、一家の主がはだかになり奉納した難追い布を一族郎党で分けるものなのです。しかし、近所にはだかになる人も少なくなり、最近は難追い布を国府宮神社さんへ行っていただいて来ています。まあ、お守りを買うようなモンですね。今年は友達からもらいました。お父さんが私の分もいただいて来てくださったそうです。ありがとうございました。
 こちらも、神社でもらったバージョンですね。はだかの人が奉納した布はこんなネーム入りじゃないですから。年々はだかになる人が少なくなって、最近はウチの村からははだかが出ません。数年前知り合いがはだかになりたいと言って来た時は、隣の村のはだかに入れてもらいました。はだかって男性心理的にはやっぱりハードル高いのかしら。

*************************

以上、日常会話のように「はだか祭り」と「はだか祭り参加者もしくはその集団」をすべて「はだか」で省略して記載させていただきました。

……事情知らない人がここだけ読んだら、エロエントリーに見えるなあ…。
普段、こういう会話してるんだな、我々って…。
関連記事