2007年02月03日
百年の邂逅
原宿まで遠征して来ました。
せっかく東京へ出て来たのだから、と原宿にある太田記念美術館へ行って来ました。
NHKの何かの番組で見たのですが、今こちらで「ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展」という展覧会が開かれていて、そこで100年ぶりの再会が行われているというのです。
太田美術館所蔵の北斎作の肉筆画掛け軸「雨中の虎」とギメ美術館所蔵の「龍図」が実は双幅であることがわかって、今回はじめて両品並んでのお披露目と相成ったそうです。生き別れの双子の百年ぶりの再会ですよー。そのシチュエーションだけでもドキドキするのに、その掛け軸絵の見事な事。北斎といえば浮世絵ですものね。肉筆画はそうそうお目にかかれません。これは行かねばー!と思いました。
太田美術館はこじんまりとした小さな美術館で、普段は原宿の賑わいとは裏腹に落ち着いて絵画鑑賞ができる穴場スポットらしいです。ところがやっぱり皆さんよくご存知で。行ったらもう長蛇の列が出来てました。やっぱりみんな食いつきますよねえ、コレには。
入るとすぐに目的の掛け軸が展示されてました。畳敷きの所へ靴を脱いで上がります。正座して掛け軸を正しい目線で鑑賞できました。やはり掛け軸は床の間に飾るものです。絵師もこの目線で見られる事を考えて制作してます。なので掛け軸はこの視点から鑑賞しないと全然見方が変わって来てしまいます。さすが美術館、わかってるなあとちょっと感動しました。
最後物販コーナーで図録と犬手ぬぐい本をGET。手ぬぐいが本状になっていて、中にいろんな犬が染められているのですよー。これはもう私に連れて帰れと行っているんだわ、と思いました。
いろんな意味でココロわしづかみにしてくれた太田美術館。またぜひ行きたいものだと思いました。
NHKの何かの番組で見たのですが、今こちらで「ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展」という展覧会が開かれていて、そこで100年ぶりの再会が行われているというのです。
太田美術館所蔵の北斎作の肉筆画掛け軸「雨中の虎」とギメ美術館所蔵の「龍図」が実は双幅であることがわかって、今回はじめて両品並んでのお披露目と相成ったそうです。生き別れの双子の百年ぶりの再会ですよー。そのシチュエーションだけでもドキドキするのに、その掛け軸絵の見事な事。北斎といえば浮世絵ですものね。肉筆画はそうそうお目にかかれません。これは行かねばー!と思いました。
太田美術館はこじんまりとした小さな美術館で、普段は原宿の賑わいとは裏腹に落ち着いて絵画鑑賞ができる穴場スポットらしいです。ところがやっぱり皆さんよくご存知で。行ったらもう長蛇の列が出来てました。やっぱりみんな食いつきますよねえ、コレには。
入るとすぐに目的の掛け軸が展示されてました。畳敷きの所へ靴を脱いで上がります。正座して掛け軸を正しい目線で鑑賞できました。やはり掛け軸は床の間に飾るものです。絵師もこの目線で見られる事を考えて制作してます。なので掛け軸はこの視点から鑑賞しないと全然見方が変わって来てしまいます。さすが美術館、わかってるなあとちょっと感動しました。
最後物販コーナーで図録と犬手ぬぐい本をGET。手ぬぐいが本状になっていて、中にいろんな犬が染められているのですよー。これはもう私に連れて帰れと行っているんだわ、と思いました。
いろんな意味でココロわしづかみにしてくれた太田美術館。またぜひ行きたいものだと思いました。
Posted by やな at 12:00│Comments(5)
│見たこと
この記事へのコメント
いや~ん、わんこさんの犬手ぬぐい可愛いぃ~~!! ^▽^
これは猫好きの私でもほしいですよ☆
こういう展覧会。
日本情緒的でいいですねぇ~~^^
最初の龍を見た時、一瞬『まんが日本む●し話』のオープニングテーマを思い出してしまいましたが^^;
私の龍に関する知識なんて、所詮こんなモノなのです・・・(苦笑)
これは猫好きの私でもほしいですよ☆
こういう展覧会。
日本情緒的でいいですねぇ~~^^
最初の龍を見た時、一瞬『まんが日本む●し話』のオープニングテーマを思い出してしまいましたが^^;
私の龍に関する知識なんて、所詮こんなモノなのです・・・(苦笑)
Posted by チャム at 2007年02月06日 18:15
手ぬぐい好きのあたしにもたまらない。欲しいです。
でも、汗臭くなっちゃうから可哀相かも・・・。
でも、汗臭くなっちゃうから可哀相かも・・・。
Posted by さち at 2007年02月07日 03:30
浮世絵展、同じものかどうか分かりませんが、
神戸に来ていた時に見に行きました。
浮世絵師の肉筆画は、浮世絵とはまた違う
力強さみたいなものがあって、見入ってしまった覚えがあります。
100年ぶりの再会、いいですねぇ。
掛け軸を床の間で見られるのも、また心憎い演出です。
神戸に来ていた時に見に行きました。
浮世絵師の肉筆画は、浮世絵とはまた違う
力強さみたいなものがあって、見入ってしまった覚えがあります。
100年ぶりの再会、いいですねぇ。
掛け軸を床の間で見られるのも、また心憎い演出です。
Posted by やま at 2007年02月07日 16:09
可愛い手ぬぐいですね。北斎!一度見てみたいです。
Posted by 小花 at 2007年02月07日 21:16
>チャムさま
たしかこのシリーズ、猫版なかったかな・・・?。犬に釘付けで記憶が・・・。すみません。他にも果物やら小豆モノやらいろんなシリーズがあってとってもかわいかったです。
>さちさま
友達がてぬぐいをかわいいトートバックにリフォームしてたので、コレもそんな風に使えないかなあと目論んでます。でも、かわいすぎてハサミ入れられないかも・・・。
>やまさま
肉筆画は浮世絵師の技量ってものをまざまざと見せられるので迫力ありますよねえ。いろいろと細かい演出も楽しいです。
>小花さま
北斎、浮世絵界の大巨匠なだけあって見応え満点です。機会があればぜひ♪
たしかこのシリーズ、猫版なかったかな・・・?。犬に釘付けで記憶が・・・。すみません。他にも果物やら小豆モノやらいろんなシリーズがあってとってもかわいかったです。
>さちさま
友達がてぬぐいをかわいいトートバックにリフォームしてたので、コレもそんな風に使えないかなあと目論んでます。でも、かわいすぎてハサミ入れられないかも・・・。
>やまさま
肉筆画は浮世絵師の技量ってものをまざまざと見せられるので迫力ありますよねえ。いろいろと細かい演出も楽しいです。
>小花さま
北斎、浮世絵界の大巨匠なだけあって見応え満点です。機会があればぜひ♪
Posted by やな at 2007年02月08日 15:27