つれづれやな

今年も誕生日がやって参りました。

　年々歳々「なかったことにして」感が出て来る誕生日という存在ですが、今年もきっちりやって参りました。いや、そんな律儀に来なくても一回や二回忘れてもかまわないんだよーと思うこと自体がすでに末期症状ですね。自分祝いというより、生んでくれてありがとうね、という母慰労にシフトした方が精神的にもよいのではないかと検討中です。
　そんな不届き者にも、誕生日メールやメッセージをありがとうございました。幸せ者だなあと思いました。写真は、母が買って来てくれた近所のケーキ屋の「一番高いケーキ」だそうです。このダイレクトでわっかりやすいお祝い感覚が尾張人ですね。母は尾張出身じゃないんですけど、すっかり身もココロも尾張人になったなあと思います。

　さて、友人の一人にほんの５日違い誕生日のコがいます。たったの５日ですが、これがもうなんか攻防戦でして。５日違うだけなのに向こうはオンナノコ的にうらやましい乙女座。こっちはオンナノコ的にちょっとロマンがない獅子座。さらに私の誕生日から彼女の誕生日までの５日間というもの「お姉さん」攻撃をして来ます。学生時代、一日中顔合わせてた時なんてずっと「妹だから」とか「年下だからー」とか、全身全霊で若ぶってくれるからもう・・・・・。
　今年も誕生日にいの一番にメールをくれました。「お姉さんだね」と。たった５日だからこその悔しさ。ひたすら５日間は息をひそめ、５日後、刑期明け！とばかりにいの一番にメールしました。「同い年だね」。ふふふ、もう若者主張は認めませんから。

　しかし、遠い遠い学生時代から相も変わらずくだらなーい５日間の攻防を続けている我々。５日間の年齢差をどーのこーの言うより、この成長のなさ加減を問題にすべきではないかとふと思いました。
８０歳になってもやってんのかな、５日間の攻防。
なんかそれも楽しいなあ。

あなたにおススメの記事