つれづれやな

　本文校正用に来た校正刷りです。

　校正作業の前にこういった「校正刷り」がどさっとやって来ます。これを見ながらヨゴレとか間違いとかをチェックします。で、担当さんと電話で一つ一つ確認しながら、向こうで直してもらえるところは直してもらい、どうしても無理な所はもう一度原稿を送って差し替えしてもらったりするわけです。
　ちなみに私は書き文字が多い上に誤字脱字も多いという迷惑この上ない人間なので、間違ってた書き文字をどこか別の場所の書き文字から拾って来て差し替えてもらったコトもありました。本当に本当にいつもお世話かけてます。心から感謝しております。

　さて、この校正刷り。16頁毎に中綴じ（ホッチキスで8頁目の真ん中をばんっととめてある状態）でやって来ます。しかも端が切り揃ってません。かなーり扱いづらいものです。バランスが悪いので積み上げておくとすぐ雪崩状態。気を抜くと16頁の束があっちゃこっちゃ行って順番も分からなくなります。もう、作業するのに机は放棄しました。
ここは畳です。
畳。
畳ならばっさーっと広げて一目で見渡せます。

　さて、担当さんから打ち合わせのお電話。「ちょっと待ってね。こっちの刷り出しが・・・あれ？あれ？（ガサゴソ）」。うーん、編集さんは一冊だけに係わっているわけではないですから。この扱いづらいブツが幾つも平行して机の上に積み上がってるんだろうなあ。お察しします。さぞかしカオス状態でしょう。
　やっぱ、ここは畳がおススメっすよ！。校正刷りには。
　ただし、校正終るまで、部屋使えませんが（笑）。

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