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2008年07月07日

永久の別れ

永久の別れ
 お葬式でした。

 博物館でバイトしていた時の上司がご病気でお亡くなりになりました。62歳。あまりにも若すぎる死でした。ばか犬さんとも共通の上司だったので、一緒に連れ立って豊橋までお葬式に出かけて参りました。博物館といえば月曜日休館。月曜日にお葬式できるように旅立たれたので、「みんなに来て欲しかったんだねえ」と参列者は口々に言ってました。

 お酒飲みの方だったので、最後はみんなで日本酒を口に含ませてあげました。一升瓶空けてましたよ。闘病中は大好きなお酒も飲めなかっただろうという気持ちでも、一升は飲ませ過ぎだろうとちょっと心配になりました。酔っぱらって三途の川に落ちないかしら、と。だって酔っぱらって線路に落ちたという武勇伝の持ち主ですよ。まあ、あの世でも武勇伝を紡いでもらえばいいか。
 しかし、送り出す時にお酒呑ませてもらえるのはいいなあ。自分の時はボルドーワインの赤がいいな、と思ったのですがちょっとビジュアル的にグロくなりそうなので却下。死体に赤い液体がだらだらついてたらシャレになんないじゃないですか。日本酒は無色透明だから可ですけど。ちなみにうちの母はその話を聞いて、「あら、お母さんも日本酒でいいわ。ただし、辛口ね」と言ってました。もし甘口でも詰めようものなら、いつものように「お母さんこんなジュースみたいなのいやや」とか言って生き返ってくるつもりでしょうか。

 みんなに慕われたお人柄が忍ばれるたいへんよいお葬式でした。
 ご冥福をお祈りいたします。
 今頃は、思う存分飲んでるんだろうなあ。

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この記事へのコメント
慕っていた方がな亡くなると、寂しいですよね。
ご本人も皆さんとお会い出来なくなる事が一番辛く、悔いが残っているのかもしれませんね。

今頃大好きなお酒を飲みながら、皆さんの事をも守って下っているのかな・・・・。
ご冥福をお祈り致します。
Posted by チャム at 2008年07月10日 20:21
昨日、部下のお父さんが亡くなられたので告別式に出かけてきました。東京は身内でなければ告別式よりも通夜に行くのが良いとされていますが、その前の日は出張+米原駅の新幹線事故で東京にたどり着いたときにはすでに夜遅く、告別式への参加となりました。
最近のお葬式は個人の遺影がLCDで表示されていたり、最後に故人の思い出がプロジェクタでスクリーンに投影されたりしてびっくりでした。
自分の葬式はこんなハイテクじゃなくて、普通に仲間に身をくられたいと思いましたよ・・・。

親しい方との別れは寂しいですね。最後のお葬式が皆さんの心に残る物であって故人も喜ばれていると思います。
Posted by なーが at 2008年07月10日 22:23
>チャムさま
今頃はあの世であびる程ビール飲んでらっしゃると思います。
酔っぱらって迷いでていらっしゃったらちゃんと注意しないと、ですね(笑)。
>なーがさま
東京のお葬式ってそんなにハイテク化されたるんですか。
そのうち故人のホログラフィーとか出て来ちゃったら・・・。
ちょっと考えものですね(笑)。
Posted by やな at 2008年07月23日 13:29
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    コメント(3)