つれづれやな

フラッパーさん11月号、発売中です。

　今回は久留里ちゃんの人となり編です。久留里ちゃんは東京で育ったという設定なので、８月最後のガンダムさんにひっかけて東京行って来て、豊島区をウロウロした写真などをモトに背景作りしました。せっかく東京まで行ったのに、結局ちょこっとしかエピソード入りませんでしたけど。まあ、エピソードは厳選してナンボですからな。また、こぼれ落ちた話しはどこかでできればなーと思います。

　設定を豊島区にしたのは、ジュンク堂池袋店さんでの虫イベントお手伝いで東京の中では比較的よく行っていた所だからです。どっかりと都会なわりに、ちょっと歩くと中小の出版社もぽこぽこあるし、さらに商店街のある道の狭い住宅街もごちゃっとある。あの、民家がびっしりあって、その上を覆うような高層ビルな風景。何かSF映画みたいな風景だなーとずっと思ってたのでした。

　東京からは漫画の中で出て来た通り、高速バスで帰りました。夜行ではなく昼便だったのですが。その分、風景がよく見えて楽しかったです。高速バスの運転手さんってスゴイです。きっちり時速90Kmキープ。窓から見える車間距離ガイドを何秒で走るかを計って計算してみたら、最初から最後まできっちり時速90Km。うーむ、すばらしい。だから到着時間もきっちりなんだ。時間に正確な日本人の美徳です。

　到着は使い慣れた名古屋駅。あの空を覆うようなごちゃっと感はないけど、高層ビルはきっちりあります。一応三大都市圏だし、東京に負けず劣らない都会（だと思う）。でも、ホっとします。血肉に染み付いた風景はこれだなーとしみじみしました。どっかと比較して地元がいいわけじゃない、ただ単に私は地元が好きなんだなーと思いました。

　いろいろと登場人物の気持ちも一つ進んだ第7回。よろしかったら手に取ってみてくださいませ。

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