さぽろぐ

  日記・一般  |  札幌市中央区

新規登録ログインヘルプ


2010年10月10日

Cop10展示



 蜂おじさんたちの展示のお手伝い。

 名古屋で開催された生物多様性会議COP10。その会議場外ではさまざまな団体が展示ブースを出し活動内容のアピールを行いました。
 全国地蜂連合会も前半期間だけ展示ブースを出すという事になり、展示準備のお手伝いをして参りました。

 なにしろ、展示に関しては素人ばかり。私だって博物館でバイト経験はあっても専門家ではありません。果たしてどうなることかと思いました。
 準備日程は2日間。そのうち1日実際の展示のお手伝いです。行ってみると、さすが山のおじさんたち。前日の雨の中、ブースの中を檜で見事に板張り壁と棚が出来てました。全く事前打合せになかった壁も出現してました・・・。何故?。
 いやいや、考えようによってはこの壁は人の流れを作るのにとっても役に立つぞ。プランになくても逆にこっちの方がいいや。
 で、展示物の搬入。見所は実際の蜂の巣の展示です。まだ生きている巣をアクリルケースで囲って、実際に蜂が餌を取って巣に持って帰るという所を見せるプランです。いざ到着してみると・・・聞いていたより巨大です。ってゆーより、ブースに入るの?!ってくらい巨大。
 絶対入らないっ、無理っとか思ったのですが、頑張って入れ込んでみると見事に展示の中心的存在となりました。やっぱり本物の迫力は違います。
 しかし、巣を入れてみると予定してた展示パネルは半分くらい入らなくなりました。もう、そこは行き当たりばったり。せっかく作っておいてもらった棚を外し、パネルを重要度別に選別。巣を中心に関連づけて展示物を並べました。ここに踏み台が欲しい、ここにL字固定して標本を飾りたいとなれば、今度は棚を解体しておじさんたちがてきぱきとその場で作成。なんとか展示が仕上がりました。



 すごいなと思ったのは山のおじさんたちの臨機応変さです。よっぽど事前に綿密な打合せをしない限り、必ずその場でフックやピンなど細々としたものが足りなくなって来ます。私など会場に来る前に一番近い百均をチェックしていざとなったら買いに走ればいいや、と考えていました。
 ところがおじさんたちは必要となったらあるものでちゃちゃっと作ってしまいます。パンフレット立てが欲しいの、と言ったら不要となった棚を分解して(棒が必要となったら板をスライスして棒を作っちゃうんですよ!)ささっと作ってくれます。カンナがけまでしてくれて立派なピカピカの3段パンフレット立てが出来上がりました。既製品を買って組み合わす事しか考えてなかった自分が恥ずかしかったです。この臨機応変さこそ多様性の根幹精神だな、と。

 漫画仕事の都合で、実際の会期中はお邪魔できなかったのですが、展示もリアル巣効果で大好評だったそうです。もちろん、ハチの子の試食も行って海外の方にも食べてもらったそうですよ(笑)。
 COP10の会議自体も、この展示してる時は途上国と先進国の要求が正反対すぎて絶対無理だろうと思っていましたが、なんとか採択までこぎ着けたようですね。よかったよかった。
 蜂おじさんたちもお疲れさまでした。とってもよい経験をさせていただきました。

あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(やってみたこと)の記事画像
御礼、SF大会
まるいち開発室
調理味噌の可能性
おマケ制作
栗納豆
先祖返り栗きんとん
同じカテゴリー(やってみたこと)の記事
 御礼、SF大会 (2010-08-07 12:00)
 まるいち開発室 (2010-08-06 22:13)
 調理味噌の可能性 (2010-04-01 19:55)
 おマケ制作 (2010-01-15 12:00)
 栗納豆 (2009-10-20 12:00)
 先祖返り栗きんとん (2009-10-02 12:00)

この記事へのコメント
やっぱり関わってましたねー。
名古屋だし、モノがモノなんで、そーじゃないかなー・と(笑。
お疲れさまでしたー!
無事採択されて、ホントよかったです。

温暖化が着々と進んでいて、一寸先は闇に感じることもありますが、
私の子供の頃より、田んぼに生物は戻っているし、
鳥の種類も増えているし・・・と、
「もしかしたら、まだ取り返せる?」
と思うことも多い昨今です。

諦めないで、がんばるかー!!
Posted by z0ra at 2010年10月31日 17:33
私がこういう国際会議でいつも気になることが食事のことです。
こういう会議場の食堂が気になるのです。
あんかけスパや小倉トーストが国際的にブームに・・・とか。
Posted by sama at 2010年10月31日 19:01
せっかく頑張っていらっしゃる柳原さん達に、こんなことを言うのもどうかとは思うんですが‥‥。
正直、環境保護っていうのは、「自然環境は人間の力でどうにでも出来る」という傲慢な考えの産物ではないのかと思えてしかたがないんですよ。環境破壊を推し進めた精神とコインの裏表の関係にある精神の産物、ではないのかと。
むしろ「環境を守ることなど、人間ごときには不可能なのだ」と気付く謙虚さを人間が持つに至ったとき、初めて損なわれた環境が回復可能になるのではないか、と思えるんです、私には。
これはこれで我ながら相当独善的な考え方だとは思うんですけどね。
Posted by 日の丸弁当 at 2010年10月31日 20:13
おじさんたちの臨機応変さ、素晴らしいですね☆その展示見てみたかった^^

異常気象や生態系の変化など、地球が『辛いよー』と訴えているように感じることが多いです。生まれ変わることはできなくても、諦めずに取り組むことは大きな意味があると思います。
Posted by ちょこ at 2010年11月02日 18:57
この写真の展示室を、一から作ったなんて、驚きです!
しかも、事前に綿密な打ち合わせのない、
言ってみれば、行き当たりばったり、ってところがまたすごい。

大きなことはできなくても、
ひとりひとりがちょっとずつ気を付けることが大切なんだと思います。
Posted by やま at 2010年11月02日 19:27
連日ニュースで取り上げられていましたね。
まさかやなさんが携わっておられたとは思わず、びっくりです。
Posted by チャムりん at 2010年11月03日 21:38
>zOraさま
そうですよね。何事も動かねば始まらないですよ!
>samaさま
いつかパリのシャンゼリゼで小倉トーストを売ってみたいとたまーに思います。夢ですね・・・。
>日の丸弁当さま
そうですね。「多様性」と言ってもしょせん「人間が認識している多様性」であって本当の自然は人が議論している何億倍も多様であるわけで。
でも、山のおじさんはその事を感覚的によくご存知です。
希望はありますよ!
>ちょこさま
一個ずつ、一歩ずつ、何世代もかけて地球ともっと仲良くなりたいですね。
>やまさま
行き当たりばったりも確かな経験と技術があれば臨機応変となるわけだな、と山のおじさんに教わった気分です・・・。
>チャムりんさま
北国でもちゃんと報道されてたんですね!。交流フェアの様子は流れてたでしょうか?
Posted by やな at 2010年11月05日 13:48
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
Cop10展示
    コメント(7)