編み物天啓

やな

2005年09月13日 08:36



 友達がマフラーを編んでくれました。
 カーディガン編みの助走代りに編んであげるよー、と。残暑の残る毎日、冬がひょっこり垣間みてる感じがしました。そうかあ、編み物編みさんはもう冬が射程に入ってるんだなあ。偉いなあ。「じゃあね、赤っぽい色ででもド赤じゃなくって、いろんな色がごちゃーっっと入ったので長めで細めのがいいなあ」と編んでもらう立場棚上げして好き勝手な要求まくしたてました。ごめんね(平謝)。

 ところで、編み物。実は少女時代を過ごした人間は一度は通るだろう「編み物やるぜ天啓」を私は受けていません。なーんか、やろうって気が起きないまま今まで過ごして来ました。編んでるのを見てるのは好きです。なんであんな棒一本(もしくは二本)で一枚の布ができるんだーっ、と物理的にも謎です。しかも一目一目編んで行くなんて根気の王様。マジック・ワンダフル・ハンドの持ち主。憧れと尊敬のまなざしを注いでいます。でも、自分でやってみよう!って熱はやって来ませんでした。遺伝子の中に入ってないのかなあ。編み物熱というより根気の遺伝情報が欠落してる可能性もありますな。はい。
 結局やったのは「リリアン」くらい。あと、博物館で「わらじ」を編んだなあ。あ、これは編み物とは言わないかな?。きっといつか人生のある時期に「編み物をしなければっ」と天の啓示がやって来るんです。神様が耳打ちしてくれるのを楽しみに待っている事にします。それまでは神に祝福された方々のお裾分けを受けて過ごして行こうというライフプランです。

 さて、マフラー。本当に希望通り仕上げてくれちゃいました。さすが天啓を受けた方は心が広いです。ありがとう。わーい、うれしいなあと鏡の前でマフラーを首に巻いてポーズなどとってみました。よし、今年の冬はこのマフラーをかわいがるぞー♪。
 外は残暑。さんさんと西日が降り注ぐ部屋。・・・・・暑かった・・・・・。
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