ドイツ屋台メシ

やな

2007年12月11日 12:00


 ドイツはクリスマス・マーケットのシーズン。
 この時期、ドイツは各都市でクリスマス・マーケットが開かれるそうです。この時期だけの屋台メシにクリスマス飾り、クリスマス用のお菓子、プレゼントものなどを売る美しくデコレーションされた露店が出て、大賑わい。各都市毎に特徴があって、クリスマスマーケット巡りだけの旅もいいなあ、とお気楽妄想モードになりました。
 たいていは11月29日くらいからなのですが、デュッセルドルフは23日からだったのでどんぴしゃりで行くコトができました。



 まずはコレがなくてははじまらないグリューヴァイン(ホットワイン)です。トップの写真はこのホットワインの屋台です。今年バージョンのカップで出て来ました。「今年バージョンですね」と言ったら「持って帰っちゃダメだよ。お店に返すんだよ」と言われました。来年からこのカップはどうするんだろうと疑問だったのですが、きっとクリスマスカップのコレクターがいるだろうから、マーケット終了後そういう人たちに出回るのかしら。



 お次は当然ドイツといえばコレでしょう、という焼きソーセージです。こちらは一般的なテイクアウト食でクリスマスでなくてもあちこちで食べられるそうです。挟んでいるのはソーセージの長さを考慮することなく、丸パン。ホットドッグ用の長パンではなく丸パン。さすがドイツ、質実剛健です。



 こちらはReibekuchenとありました。マッシュポテトを揚げたものにアップルソースがかかってます。プレーンお好みにリンゴソースをかけた感じでした。表面サクサクで中ホクホク。おいしかったです。



 クリスマスの屋台メシといえば、らしいです。こちらのDampfnudelnというモノは。肉まんあんまんの「まん」だけもの。つまり「具なし肉まん」の上にカスタードソースをたっぷりかけてジャムを添えたものです。このスウィーツを食べないとクリスマスじゃないわ!って方もいらっしゃるそうです。でも、一人分だととっても多いです。スウィーツというより主食になっちゃう勢いの量でした。



 最後にご覧に入れたいのは、ウナギの薫製です。こちらはクリスマス・マーケットではなく日常のマーケットの魚屋さんで買ったものです。黒パンに乗っけて食べます。
油が乗ってて香ばしくて、あんまりおいしかったのでコレだけはご報告せねば!と思いました。
 こちらでもウナギは高価で、今日はすごーく頑張ったからご褒美ね、という感じで買うそうです。この辺りは日本と同じですね。写真はだいたい人差し指くらいの大きさで100gだけ買ってみたものです。これで3ユーロ以上しました。

 ドイツってビールとソーセージってイメージしかなかったのですが、いやいや、なかなか素材を生かしたおいしいものがいっぱいありましたよ♪♪
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