年中たんぽぽ

やな

2009年03月01日 12:00


 恒例月初めお墓参り。
 今月は月初めも月初め。ダイレクト1日にお墓参り行って参りました。お墓参り費は、家族全員のスケジュールが合ってお天気がよい日、というのが日程決定要因なので、だいたい月初めの1週間以内くらいに行きましょうとなってます。なので、結構1日きっかりというのは珍しかったりします。
 さてさて、ふと写真フォルダ整理してて気づいたのですが、何か毎月お墓に来るたびにお墓に咲いてるタンポポの写真撮ってるんです。私。厳冬の折には「まあ、こんなに寒いのにもう頑張って咲いてるわー」と撮ってました。酷暑の折には「こんなに暑いのに、まだ頑張って咲いてるわー」と撮ってました。
・・・・・待て。もしかして年中咲いてるの?。お墓のタンポポ。

 以前のエントリーで、「お墓の自生植物は、お墓の自助努力」と書きました。家族も忙しくてなかなか墓参りには来れないだろう。こっちはこっちで自助努力でお供えのお花を作ってるから、と草葉の陰からの故人の気遣いではないかと。
 そして、その故人の思いに全身全霊で応えているのがきっとタンポポなんでしょう。他の草花には「無理っ」とか「ありえないっ」と断られるか、「季節によってなら」とか限定的にしか引き受けてもらえなかったのに、タンポポだけが唯一「よござんす。私、いつでもお引き受けいたします」と快諾してくれたんだわ、と。
 季節限定とか、ここしかない、とか希少価値に目が行きがちですが、実はいつでもデイリーに、というのが一番スゴイんだな、とタンポポさんに思いました。
 やっぱ、タンポポはいいひとだ。
関連記事