世界遺産

やな

2005年11月27日 12:00



 久しぶりに見たら、ナレーターさんが変わってました。
 TBS「世界遺産」のナレーション、オダギリジョーさんになってたんですねー。いったい、いつから?。歴代のナレーターさんもイイ感じでしたが、オダギリさんもばっちりじゃないですか。「世界遺産」のスタッフさん、人選上手いなあ。

 友達が「読み聞かせの会」というものに参加してます。図書館や児童センターなどで子供に絵本の読み聞かせをする、という会です。その友達に聞いたのですが、読み聞かせというものは、演劇じゃないのだから感情過多になりすぎてはいけないそうです。子供に読み手の解釈を押し付けてしまい子供が自由に物語に感情移入するのを妨げる事になるからです。あくまで淡々と、でも物語にすっと入っていけるように読まねばならない所が難しいそうです。
 それと同じで「世界遺産」などのような情報番組のナレーターも難しいなあと思うのです。視聴者に自分の解釈を押し付ける事なく、画面の絵と音楽と重なりながら遺跡・史跡が重ねて来た歴史や空間に視聴者の想像力を誘うような、そんな語り口が必要だと思うのです。確かに、もしキッコロが世界遺産のナレーターだったらいくらかわいくても腹が立ちます。あの甲高い声で「おじーちゃんっ、マチュピチュはねっ、インカの人が作ったんだってっっ」とかやられたら、後ろから羽交い締めにして猿ぐつわはめたくなりますから。やっぱりナレーターはモリゾー系でないと。

 写真は去年のクリスマスディスプレイの写真です。先日の名駅クリスマスイルミネーション写真を整理してたら出て来ました。去年はモリコロがディスプレイされてたんですねー。世界遺産が地球の記憶ならこれは私の記憶だな、といっしょに載っけてみました。
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