ニシムクサムライ

やな

2007年09月20日 15:11


覚えられませんでした。
 その月が30日で終るのか31日で終るのか(除、2月)。それを覚えるのに「ニシムクサムライ」ってのがありました。2月、4月、9月、11月が短い月だよーという意味です。これ、2、4、9まではわかるのですが何故サムライ(士)が11月なのかが小さい子には全然わかんないですよね。私もわかりませんでした。で、今を持ってしても何かぱっと頭の回路が繋がらないんです。

 で、代わりに使っていたのが絵に描いたようにコブシで数えるやり方です。関節が出っ張っている月は長い月、引っ込んでる月は短い月、と数えるやり方です。今だにクセになってて「今月って何日までだったっけー」となると左手を握りこぶしにして「1、2、3、4、5・・・」と数えはじめる始末。ちょっと恥ずかしいです。

 先日もそれやったら「何だ、それは」と驚かれました。え?コレって日本人のコドモ常識とちゃうの?。全国区じゃないの?。地方遊戯?。逆にこっちが驚いてしまいましたよ。

 そういえば、伊勢の方では「あした、あさって、しあさって」ではなく「あした、あさって、ささって、しあさって」と数えるそうです。明後日の「し」を「四」と見るみたいで、真ん中に「三」の「さ」を挟むみたいですね。なので伊勢の子と「しあさってにね!」と約束すると会えません。気をつけないといけません。ちなみにこの数え方は三河湾方面の一部の地域でも使われているので、海を挟んだ海賊言葉か!と突っ込まれてました。
他に「ささって」が存在する地方ってありますか?

 数の数え方一つでもこんなに常識が違うなんて。
 どんな小さな事でも常識扱いして思い込んじゃいけないと思ったニシムクサムライでした。
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