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2005年08月13日

百人芝居

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「百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん」を見て来ました。

しりあがり寿氏作「真夜中の弥次さん喜多さん」は最近映画にもなったので有名です。映画に先駆ける事2002年、劇団・少年王者館の天野天街氏を核とするKUDAN Projectが2人芝居としてこれを舞台化してました。私、この舞台がともかく好きで好きで。さすがに東京、大阪まで追っかけはできませんでしたが、名古屋で再演された時は必ず馳せ参じてました。今回この舞台が愛知万博開催年に当たって企画されたフェスティバルの一環として、何と百人芝居にスケール・アップされて上演されると言うではないですか。これはもう行かずしてどうする、と。発表から首を地球三周半するくらい長ーくして待ってました。もう、期待に違わずすばらしかったです。

 天野天街氏の演出は、おもちゃ箱をひっくり返したようです。あっちからもこっちからも何が出てくるのかわかりません。ただ目の前に繰り広げられる万華鏡のような変化を脳内麻薬全開にして見ていればよいのです。それが夢と現実を行き来する「弥次喜多」の世界にどんぴしゃり。2人芝居の時から「これはもう天野氏と弥次喜多の幸福な出会い以外の何者でもないだろう」と思いました。今回の企画で出演者を募集した所、百人以上集まったそうで、その方たち全員採用したそうです。総出演数161人。名古屋小演劇界ではおなじみの役者さんから主婦・おじーちゃん・外国人の方まで。それが舞台上を埋め尽くします。まさに生身パワー。生の舞台でないと味わえない世界。プチ・トピックとしては一宮が産んだ大スターつボイノリオ氏が本人役で出演、伝説の放送禁止歌「金太の大冒険」を歌ってくれる一場面もあり、元「たま」の知久寿焼氏が唄うたいで出演してるシーンあり。ああ、一人で行くんじゃなかったー、もっと友達を誘えばよかったーと心底後悔しました。

 準備中、予定していた文化庁からの予算が下りず上演ピンチになったりして色々大変だったそうです。出演料なしの条件で集まったみなさん。だからでしょうか。ともかく「モノを作る」という純粋な熱気で満ちてました。こういう雰囲気はたまんないです。
 身も心も洗われた真夏の夜の夢のような舞台でした。この舞台を作って下さった総関係者300人以上の方々、ありがとうございました。

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この記事へのコメント
「弥次さん喜多さん」・・・いろいろな所で話題を耳にします。
私は大人になってからあまり舞台を観たことがないので、一度きちんと観てみたいものです。

人数や、演出家、脚本次第でひとつの作品がいろいろな「カタチ」で表現されるのはとても面白く感じる今日この頃です。
Posted by ゲスト at 2005年08月13日 22:46
 「作る」目的で多くの人が同じ方向を向いて突っ走る・・・文化祭を思い出しましたよー。
 いいですねー、舞台。「真夜中の弥次さん喜多さん」の原作を見たことがないので、内容はちょっと想像できないのですが、おもちゃ箱をひっくり返したような演出というのには惹かれますね。大勢の方の意表をつくってことはすごく難しいですからねー。

 舞台ならではの一体感、気持ちいいでしょうねー。久々に私も演劇とか観に行きたくなりましたよ。
Posted by ゲスト at 2005年08月14日 12:12
>KYOUさま
原作本は必ずしも簡単なものではないのに、これだけクリエーターの心をわしづかみにするなんてパワーのある本だなあと思いました。「真夜中の弥次さん喜多さん」。なんかもっと広がりそうですね。
>如月さま
はいー。舞台はいいです♪♪。残念なのは映像に落としてしまうと迫力が伝わらない所です。見に行くしかない!と。ある種、とってもぜいたくな場所ですね。
Posted by やな at 2005年08月14日 20:23
やっぱり見たかったなあ〜!
某夏のイベントさえ時期がずれていれば〜!!!
またやってくれませんかねえ。
Posted by ゲスト at 2005年08月15日 09:07
これは行っておいて損はないと思いましたよー。でも、某イベントも重要ですよね(笑)。
Posted by やな at 2005年08月15日 10:04
舞台は全然観に行けずの日々で、行った方の話を聞くのが少し楽しみを分けてもらえて嬉しいです。
つぼいノリオ氏まで出てきたなら楽しくないはずはない。(地元ファンは熱い)
Posted by ゲスト at 2005年08月16日 09:50
舞台っていいですね〜。私1回も見たことないんですよ・・・。一応演劇部なんで憧れるんですが・・・。
弥次喜多ってよく話を聞きますが、実際どんな話なんでしょう?秋田書店さんのマンガで「やじきた学園道中記」っていうのがあって私の母が好きなんで、それで聞いたことがあったり、「救命病棟24時」にも名前だけ出てきませんでした?そんなのでしか知らないんですよ・・・。恥ずかしい。
でも次のチャンスには見に行きたいですね。
Posted by ゲスト at 2005年08月16日 14:11
>さちさま
つボイノリオ氏にがっちり反応してくださって地元民としての同じ血を感じました(笑)。やっぱり元祖局地的スーパースターですよね。
>沈丁花さま
「東海道中膝栗毛」という江戸時代のお話が元祖なんですけど、「弥次喜多」って名前が一人歩きしてる所ありましたねえ。私も「やじきた学園道中記」は大好きなマンガです。でもそのノリでしりあがり寿氏のマンガを読むとすごーく大変です(笑)。宮藤官九郎氏が監督された映画から入るのがいいかもしれません。
Posted by やな at 2005年08月17日 10:04
はじめまして、柳原先生が百人芝居観てる!と思わず書いています。同じ日に友人と来ていました。実際は160人超芝居の迫力は凄かったですね。大人数も凄いけれど二人芝居も観てみたかったです、残念。
Posted by ゲスト at 2005年08月17日 11:17
はじめまして。偶然同じ会場にいらっしゃったんですねー。「よかったよねー」と話が出来てとってもうれしいです。百人芝居はさすがに人数の制限上難しいかもしれませんが、2人芝居ならまた再演してくれるかもしれませんよ。・・・というか、私も熱望してます。またやってくれないかなあ。
Posted by やな at 2005年08月18日 10:04
舞台!友人の卒業公演(芸大)以来、見てません。なんだかすごく、活気があって楽しそうな雰囲気が伝わってきました。たしかに、舞台は映像として落とすと迫力が失われて、物足りない感じですよね。やっぱりナマで見なきゃ!ということでしょうか。
Posted by ゲスト at 2005年08月20日 17:54
舞台ばっかりは、ホント生じゃないとわからないんですよねえ。くやしいやらうれしいやら、です。
Posted by やな at 2005年08月21日 08:57
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    コメント(12)