つれづれやな

　一足早く秋がやって来ました。

　友達が「お裾分けー」と言ってもらいものの栗きんとんを２個持って来てくれました。二人でお茶を入れて一個ずつ食べました。ふふふ、今年初の栗きんとんですよ。コレ食べると秋だねえ、とうっとりします。ええもう、昼間の気温が今だに30度越えしようと秋なんですってば。

　去年は栗きんとんの二大巨頭「川上屋」さんと「すや」さんへ行って、食べ比べをしました。同じ製法なのにこんなに味が違うのか！と驚いたものです。
　中津川へ行ったのが丁度日曜日だったのが悪かったのかよかったのか。両店舗とも観光バスががんがん入って来て、お客さんが引きも切らず。日本人、秋になったら栗を食べないと生きて行けないDNAでもあるの？と驚いたものです。

　そうは言ってもやっぱり栗きんとんは別格です。ミトコンドリアのレベルから「ううー、栗きんとんのある国に生んでくれてお母さんありがとー」と思います。やっぱり栗因子ってありますよ。
　この栗きんとん、賞味期限が3日とか４日だから、贈り物にするにはイマイチ悩んでしまいます。中２日かかるような遠方だと届いたその日に消費しろ、というコトになります。ああ、でも送りたい。このミトコンドリアレベルの喜びを共有したい！とか思っちゃうんですよね。これはこの栗きんとん大好き地方の人間のエゴかしら。
　去年見た中津川での二大巨頭店の大行列。お客さん、一人で２箱３箱４箱１０箱と買ってました。配るんでしょうね、やっぱり。共有したいんですよね。ちゃんと消費期限内に配れるのかー？と心配になりましたが、このはかなさが、馬力と特別感に繋がるのかなあとも思いました。

　今年は二大巨頭以外の和菓子の個人商店さんの栗きんとんを集めて味比べ「栗きんとんマイナーリーグ」をやりたいなあと思ってます。
さてさて、実現はいかに？

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